小江戸観光名所ガイド 一番街

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大沢家住宅

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小江戸川越にいらっしゃいましたら、是非押さえておきたい観光スポットです。
歴史的にも重要な建造物です。
この「大沢家住宅」は一番街に並ぶ蔵造り建築の中で最も古く、呉服太物を商っていた近江屋半右衛門が1792(寛政4)年に建てた蔵造りのお店。明治26年の川越大火の焼失から免れ、川越最古の蔵造りであり国の重要文化財に指定されています。


規模は間口6間(10.92m)、奥行4間半(8.19m)、切妻造り平入り、桟瓦葺き。
屋号は小松屋で1階では、川越の民芸品を販売しています。
2階では、佐藤章画伯が描いた、川越の蔵造りと日本各地の民家を常設展示しています。


一番街の他の店蔵を見ると、いかにも重厚で派手な装飾が目立ち、「大沢家住宅」は本当に蔵作りなの?という印象がありますが、立派な蔵です。優しく綺麗な蔵と言えるのではないでしょうか。中を見学すれば立派な蔵であることが分かります。ご主人にお話を聞いたところ、「大沢家住宅の外観が地味なのは、お城がある時代に建てられたので、派手には作らなかった。」ということです。実は、耐火・耐震構造に優れており、豪商と呼ばれた近江屋半右衛門が、よい材料、よい職人を集めたなと感じとれます。


大黒柱:この建物のポイント!
真ん中の二本の大黒柱がスゴイ。「当時にこのレベルの柱は滅多に無く、縦目が4面に(渦の中心)あるのが上質の証なんです」(ご主人談)


壁面:壁の厚さ30cmで、中は縦と横に5pの丸竹を使い、あけびのつるで結束してある。「少し角度を変えて見れば分かりますが、壁(内壁)をアール(孤)にしています。これは耐震構造で、2階と1階のアールのかけ方が違い、2階の方が、大きなアールです。(2階の方が、ゆれが大きいため)」「また、壁の塗り方も一工夫されており、真正面からは、平面的に見えるように職人の技があります。」(ご主人談)
・床の間:床の間の天井から漆喰が下がっている「吊り漆喰(かもい)」は職人の技によるもの。竹の芯を使っていない。
・窓:外側から順に、土格子、漆喰戸、木戸、障子となっている。耐火を考えて燃えやすい木を使わない土格子造り(どごうし)が特徴です。また、横にある小窓には重厚な防火扉がついています。

ご主人から他にもこんな話が...「外壁は元々は白壁ですが空襲から守る為、白壁を黒くした。だから、はげている部分に下の白がみえているんですよ。」「商店街の一軒一軒は、奥に長い作りになっており、中庭があります。これは、日当たりの為と、力の誇示という意味があるんです。」貴重なお話をありがとうございました。


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