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天然寺

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天然寺は国道16号沿いにあり、 七福神巡り2番目「寿老人」で有名ですが、 武蔵国十三仏霊場にもなっている格式の高いお寺です。 平成3年5月に新本堂・客殿・庫裡が完成し、寺観を一新しました。


門を入ってすぐの境内ではロウバイが見られ(夏はひまわり)、右手には「寿老人」が祀られています。
また左手には願掛け観音像と絵馬があります。 人それぞれに願い事は違いますが、願いを叶えるには、気持ちを強く持ってご努力されることが何よりも大切なこと、だそうです。
是非、願掛観音にお参りしましょう。



ご本尊には大日如来(金剛界)を安置しています。
この木造大日如来坐像は平安時代末期藤原朝作で川越市指定文化財になっています。
裏手には慈母観音菩薩、本堂脇には六地蔵尊があります。


参考:【木造大日如来坐像】
像高159.8cm、寄木造(よせぎづくり)、調眼(ちょうがん)、漆箔(しっぱく)。
胸前で智拳印を結び結跏趺坐(けっかふざ)する。
頭部内刳り部(うちぐりぶ)に建武二年(1335年)、体部背板に永禄十三年(1570年)の修理銘がある。
様式・形制から十一から十二世紀頃の造立と考えられる。
後補の部分が多く、面部も大幅に削り直しを受けているが、市内に現存する仏像としては、最も古い作例の一つである。
川越市教育委員会 解説より

多宝塔は、寛永16年(1639)に、山門と日枝神社の間にあった古墳の上に建立されました。
その後、老朽化が進んだため、明治43年(1910)に慈恵堂と庫裏玄関との渡り廊下中央部分に移築されました。
ただし、移築に際し大幅に改造されていたので、昭和48年(1973)に現在地に移し解体修理を実施し復元しました。
総高13m、方三間の多宝塔で本瓦葺、上層は方形、上層は円形、その上に宝形造りの屋根がのります。
江戸時代初期の多宝塔の特徴が表れています。

参考・【大日如来】
「大日如来」は、宇宙の実相を神格化した根本仏で、七世紀後半、インドにて密教(言辞によって表せない奥深い教え)によって、救済活動がみとめられ、法を人格化して太陽を超えすぐれたるものとの意味で、「大日如来」の尊称が与えられました。
当寺の「木造大日如来坐像」は条帛裳(じょうばくも)と呼ばれる絹の衣をまとい、胸前で金剛界(強力な武器として知られる金剛杵の威力にもたとうべき智法身・煩悩を粉砕する力を中心とする世界)の智挙印を結んだ坐像で、川越市内最古の仏像です。
古くから安産の霊験があり、大日様と親しまれております。

天然寺
〒350-0034 埼玉県川越市仙波町4-10-10
TEL 049(222)6151
TEL 049(222)6281
FAX 049(224)7922
東武東上線・JR埼京線   川越駅東口徒歩15分 駐車場と簡易トイレあり

寿老人 寿老人は、中国の神様で、老人星の化身、福禄寿の同体異名であるとも言われ、その姿は多様であります。
当寺の寿老人は、滋賀県彦根市智教寺に安置されていたもので、長頭、長髭、右手に杖を持ち、左手に長寿のしるしの桃を持っています。
富財、子宝、諸病平癒とそのご利益は多岐にわたりますが、なんと言っても長寿の神として信仰されております。


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