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小江戸観光名所ガイド

 
 
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早朝4時、昼間は観光客で賑わう「成田山別院」は人影もなく静まりかえっている。
その門前にある「市野屋豆腐店」の朝が始まった。
店内ではピンと張り詰めた空気の中で、手作りの真剣勝負が開始されている。時折、蒸気の噴き出す凄まじい音が店内に響き渡り、一気に蒸し暑くなる。そして今度は冷たい水での作業と、“暑い”、“冷たい”を繰り返す過酷な仕事だ。
他では大量生産を目指し機械化する中、「市野屋豆腐店」は本当に美味しい豆腐を作り続ける為、大量生産の出来ない手作りにこだわる。

季節や天候、気温によって大豆の煮かた、水、にがりの量が変わってくる。また時間やタイミングも微妙に変えなければならない。機械では出来ない職人の長い経験から生まれる“感”や“技”が必要なのだ。こうして舌触りのなめらかな逸品豆腐が完成する。
 
「市野屋豆腐店」の木綿豆腐は、まるで絹ごし豆腐のようになめらかで、味わいがある。食べやすく、なのに大豆の旨みが引き立つまさに“職人の味”。
 
 
そしてもう一つ店主のこだわるのは、地元川越吉野地区産の大豆で作った「がんこ豆腐 松次郎」。昔なつかしい固めの木綿豆腐を今に再現した絶品豆腐。初代である市野川松次郎から名付けたとの事。

豆腐を作る傍らで自慢の銘品「市野屋特製 ごま入り飛竜頭」(がんも)が作られていく。機械の場合は高温の油で次々に揚げてしまうが、ここでは種を入れてから火を入れる。つまり低温から徐々に揚げていくので、機械のようなパサパサして空洞になったものでなく、ふっくらとして、中はしっとりとした豆腐感がある。この作業は油の温度が常温でないと作れない為、1日に1回しか作れないそうだ。
油で揚がったばかりの状態は、まん丸のボールの形だが、暫くすると、あのがんも特有の形に落ち着く。

 
 
そして「市野屋豆腐店」の人気商品で、普段スーパーなどではあまり見かけない、豆腐屋だからこそ出来る「大豆のからあげ」がある。最近雑誌などでも盛んに記事が取り上げられている。美容と健康に良いと評判だ。そのまま摘んで食べられるので、「成田山別院」や「喜多院」に行く際は立ち寄って、食べ歩きしてみてはいかがだろう。
 
     
 
【店主からの一言】
  明治43年創業以来、手づくり一筋で伝統の味を守り続けてまいりました。豆腐へのこだわりは、「見た目は絹ごしのなめらかさで、味はもめん」の追究。糖質の高い大豆だけを厳選使用し、ソフトなもめん豆腐を仕上げています。
さらに当店オリジナルとしてお奨めの、ごま入り特製がんもどき「飛龍頭」、健康と美容の植肉「大豆からあげ」なども、原材料に対して頑固なまでにこだわり、より良い品をご提供いたします。
  【市野屋豆腐店】
〒350-0055 川越市久保町11-11
TEL:049-224-0269 FAX:049-224-0269
営業時間:9:00〜19:00
定休日:月・金 (祭日の場合は営業)
 

 
 
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