小江戸観光名所ガイド

 
 
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甘いだけの「芋せんべい」はよく見かけるが、「隆清堂」の「芋せんべい」は、甘さを控えめにして芋本来の味を楽しめる工夫を施している。また、全てを機械で一貫製造する製法ではなく、一枚一枚人の手でスライスし焼き上げる昔ながらの製法。だからやはり一味違う。食べ始めると止まらなくなる味。作り手の技とこだわりが感じられる。
川越を代表する菓子に「芋せんべい」があるが、実は川越で製造、販売しているお店は数軒しかない。
ここ「隆清堂」はそのうちの1軒で、「喜多院」、「成田山別院」から蔵造り通り(一番街)に向かって徒歩数分の場所に、昭和22年の創業から現在に至るまで、芋菓子一筋に伝統の味、昔ながらのなつかしい芋菓子の銘品を支えている。
 
おすすめしたいのは「特選生姜入りいもせんべい」。
健康にもよい生姜を、香り・味をキッチリだしながらも、決して芋の風味を壊さない絶妙な逸品だ。
他にも「いも松葉」「おさつチップ芋まるくん」も人気がある。
店頭で試食も出来るので、是非試して頂きたい。
 
 
お店の象徴とも言える大きな芋焼き機は昭和38年から大事に使い続けている。10枚程ある大きな鉄板が少しづつ動いていて、中で焼かれて一周すると焼き上がってでてくるというシンプルな機械。今年で45年になるがまだまだ現役。きっと息子さんの代になっても活躍してくれそうだ。
芋をスライスする為の、カンナをひっくり返したような道具がある。充分に使い込んであり、ご主人がスライスすると思い通りの均一な厚さに揃う。しかも早い。芋一本が10秒とかからない早業だ。
芋は縦に繊維が入っているので、斜めに均一にカットするのは難しいと云う。厚さが均一でないと、焼いた時に焼きムラやひび割れが入ってしまう、ということだ。
 
 
ご主人が芋を削り、息子さんが芋焼き機に並べ、ごまを振って焼く。
焼き上がりを奥さんが剥がし、選別してから冷ます。
家族での製造工程だからこそ絶妙なコンビネーションで美味い「芋せんべい」は作られていく。
製造工程は見学が可能なので、是非気軽に立ち寄って欲しい。タイミングが合えば、ご主人が砂糖を塗ったばかりのできたて「芋煎餅」が試食できるかも?これはまさに希少の絶品である。
 
 
 
家族でやっていることもあり、人の優しさ、温かさが伝わるとても気さくな感じがするお店だ。
「隆清堂」の「芋せんべい」は、この人間味に溢れた温かな味がする。この味は「隆清堂」にしか作れないと思う。
 
     
 
【店主より一言】
  「隆清堂」は昭和22年ここ川越久保町で創業以来、芋菓子一筋でさつまいもの味と香りを大切にし、 伝統の味を守ってまいりました。
一枚一枚手間をかけて丹念に仕上げております。
さつま芋の香ばしさと砂糖蜜の甘さが自慢の名物「芋せんべい」や「芋まつば」など手作りにこだわった味をご賞味下さいませ。
  【隆清堂】
〒350-0055 川越市久保町3-17
TEL:049-224-6265
営業時間:9:30〜19:00
定休日:月曜日  (祝祭日及び28日の場合は翌日)
 

 
 
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